「最近太っちゃった…」「夏までに痩せたいな…」というあなた、ダイエットをしようと考えますよね?
キレイになりたい時に必須なダイエットですが、食事コントロールからアプローチする人が圧倒的に多いと思います。
ムチャな食事制限は一時的には痩せてもリバウンドしてしまう確率がグッと高くなってしまうので、
今回はリバウンドしない効果的なダイエット方法【食事編】についてお伝えします。
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食事コントロールはダイエットのカギ
スラっと痩せてキレイになりたい!と思ったとき、ダイエットを始める人が多いのではないでしょうか?
ダイエットの具体的な行動といえば、食事コントロールと運動。
その中でも効果的があるといわれる運動は、ジョキング・ウォーキング、筋トレなどさまざまありますが、今まで運動していなかった人にはハードルが高いもの。
ということで、まずは今日から取り入れやすい食事コントロールにチャレンジすると思います。
最近のダイエット中の食事には、炭水化物や糖質をカットする・脂肪を少なくするなど制限するパターンと、一食置き換え・サプリメントを摂る・夜6時以降は食べない……とテクニックな部分とたくさん溢れています。
その中でも実施する人が多いのは、 今まで食べていたご飯やパンにちょっとだけ気を付ける“炭水化物ダイエット”“糖質ダイエット”。
すぐに体重が減りますが、実は効果的な方法で行わないとリバウンドの原因に。
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炭水化物と糖質は同じ?ちがいって?
ダイエットで最初に取り入れやすい炭水化物ダイエットと糖質ダイエットですが、ご飯やパンを半分にする、あるいは完全にカットして野菜やおかずだけを食べていますか?
炭水化物と糖質は同じものと考えている人も多いのですが、それは間違いです。
炭水化物とは、食品の後ろにある栄養成分表に書いてあるとおり、「炭水化物=糖質+食物繊維」です。
食物繊維には、便秘予防や高血圧予防・コレステロール増加の抑制・肥満予防の役割があるため、炭水化物をカットすると便秘になりやすくなってしまい、ダイエットはもちろん健康としても逆効果に。
つまり炭水化物を制限すると食物繊維もカットすることになってしまいますので、ダイエットにおいて大事なポイントは食物繊維を摂って、糖質だけ制限することです。
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消化吸収が速い糖質と遅い糖質
食事コントロールで大事なポイントは糖質を制限することと言いましたが、糖質は生きるために必要な全身へのエネルギーになるため、100%カットするのはNGです。
エネルギーとして使われなかった糖質が脂肪としてカラダの中に蓄えられることが、太るといわれる理由なんです。
カラダに必要なエネルギー分だけ糖質を摂るというアプローチが糖質ダイエット。
糖質のなかにも消化吸収が速くすぐにお腹が空いてしまうものと、ゆっくりと消化吸収されて満腹感が続くものがありますので、次は糖質の種類についてみていきましょう。
- 単糖類・・ブドウ糖・果糖
(例) 砂糖、清涼飲料水、くだもの - 二糖類・・ショ糖や砂糖、乳糖
(例) サツマイモ、水飴、牛乳やヨーグルトなどの乳製品 - 多糖類・・でんぷん・グリコーゲン・セルロース
(例) 米やパンなど穀類・イモ類・豆類、オリゴ糖
ちなみに糖類ゼロの商品も売っていますが、糖類は単糖類+二糖類をさします。
消化吸収速いのは単糖類と二糖類なので、ダイエットに効果的なのはもちろんゆっくりと吸収されて満腹感が続く“多糖類”ということになります。
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とるべき糖質はコレ!
あれ?お米やパンはゆっくりと消化吸収して満腹感が続くならセーブする必要はないのでは?と思ったあなた。
炭水化物の選び方のポイントは、食物繊維がたくさん入っていること。
白米と玄米ではカロリーや糖質はほとんど変わらないのですが、食物繊維が白米の約6倍!ちなみに押麦は約20倍と豊富なんです。
同じ量の炭水化物を摂って、カラダに良い食物繊維もたくさんとれたら一石二鳥でハッピー。
食物繊維のザックリとした見分け方は、精製済みの白い炭水化物は少ない、“精製されていない茶色い炭水化物は多い”です。
- 白い炭水化物・・白米・小麦粉
- 茶色い炭水化物・・玄米・全粒粉(パン・パスタ)、ブラン、雑穀、押麦、オーツ麦(オートミール)
白米に比べると香りや食感が淡白なので、最初から白米から玄米に変えるのは挫折する原因になります。白米:玄米=9:1から少しずつシフトチェンジするような気持ちで始めてみましょう。
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まとめ
今回はダイエットで重要な食事コントロールについてお伝えしました。
炭水化物は糖質+食物繊維なので、炭水化物制限ではなく糖質制限をするのが食事コントロールのカギです。
砂糖など消化吸収が速い糖質は制限しつつ、食物繊維が豊富な炭水化物をとるように意識して、効果的にダイエットしてキレイになりましょう。