10代・20代前半は、特別気にしなくても肌トラブルがなかったはずなのに、25歳過ぎてから、ニキビや肌荒れが気になってきた……というアナタ。
25歳以降にやってくる、ウワサの “お肌の曲がり角”かもしれません。
キレイなお肌のピークはハタチと言われており、それからは残念なことに下降まっしぐら。
というわけで、アラサーやアラフォーになっても、キレイなお肌でいるためには、日々のスキンケアが大切になりますが、
「いきなり言われても、何をどのようにケアすればいいの!?」と困っちゃいますよね。
毎日なんとなくスキンケアを使うよりも、意味を知るほうが取り組みやすいと思いますので、ココでは基本のスキンケアについて、1つずつポイントを簡単かつ丁寧にお伝えします。
今回は基本スキンケア【乳液】編。
乳液の役割、乳液とクリームのちがい、効果的に使うためのポイントについて見ていきましょう。
- 乳液は油分を与えることが重要
- 乳液とクリームのちがいは油分
- 乳液の順番と効果的につけるコツ
乳液の順番と付け方
効果的に付けるポイント5つ - まとめ
***
乳液は油分を与えることが重要
乳液の役割は、水分と油分を与えて、顔の水分が蒸発しないようにフタをすること。
どうしても乳液といえば、保湿の役割である「水分の蒸発を防ぐ」に、フォーカスがあたりがちですが、実はもう一つの「肌に必要な油分を与える」ことも忘れてはいけない重要なポイントなんです。
適切な油分は、ザラザラ感にかかわる角質をやわらかくして、くすみがなく透明感のある肌へと導いてきます。
つまり肌への油分が少ないと乾燥してしまい、多い場合はテカリの原因になるので、自分の肌に合う乳液を選び、適切な量を付けていかなければいけません。
どんな乳液が良いのか、付け方のポイントについて順番に見ていきます。
***
乳液とクリームのちがいは油分
化粧水のあとに保湿をするアイテムには、乳液とクリームがあるのですが、ここではどっちが良いのか?両方つける必要なのか?という疑問について、お伝えしていきます。
一言で表すと、含まれている油分の量がちがいます。
商品によって異なりますが、保湿成分のうち油性が占める割合は、乳液が20〜40%前後、クリームが40〜60%前後。
・油性の成分(エモリエント):肌から水分を蒸発しないようにフタをする
・水性の成分(モイスチャー):肌に水分を与える
・その他:乳化剤、水と油をなじませるための界面活性剤など
(*オイルは油性の成分が95%以上)
さっぱりした付け心地が好みの人は、なめらかで肌なじみがいい乳液。乾燥が気になる人は、保湿を長時間保つことができるクリームがオススメ。また季節や気候で使い分ける人も多いですよ。
最初はどっちが良いのかわからないと思うので、まずは乳液で始めて、乾燥が気になると思ったらクリームを導入してみてはどうでしょうか。
***
乳液の順番と効果的につけるコツ
乳液の順番と付け方
洗顔 → 化粧水 (→ 美容液) → 乳液
美容液というのは、うるおい・シワ・シミ、美白、ニキビ、紫外線予防、皮脂分泌抑制など、目的別のスペシャルケア。
基本的なスキンケアを数ヶ月続けた上で、特に気になるところがあれば美容液の導入を検討してもよいでしょう。
乳液は肌を保湿するための役割になるので、ラストに付けると覚えればOK。
乳液の付け方は化粧水をした後に、10円玉サイズの乳液を手のひらに出して、顔に少しずつ付けてから、中心から外側へ伸ばしていきましょう。
効果的に付けるポイント5つ
コットンではなく手のひらで
コットンの場合、知らず知らずのうちに肌をこすってしまい、肌へダメージを与える可能性が高いため、化粧水と同じく乳液も手で付けましょう。
付ける量を工夫する
効果的に乳液の付けるコツは、鼻などテカリやすいゾーンは少ない量で軽く付けて、カサカサ乾燥しやすい目元や口元は重ね付けをすることです。
ニキビにも付ける
ニキビには乳液を付けないという人もいますが、実はニキビ部分は乾燥しやすいのでケアが大切になります。
塗り重ねや過度に付ける必要はありませんが、しっかりと保湿して肌の調子を整えていくことが改善への一歩です。
メイクをする前はティッシュオフ
朝のスキンケア後にメイクをするときに、肌がベタベタしてメイクのノリが悪くなることもありますよね。
メイクをする時は、スキンケアした後にティッシュを一枚広げて顔に軽く当てて、水分を取り除くことで、ベタベタ感が抑えられるので、ぜひ取り入れてみてください。
***
まとめ
今回はスキンケアの基本「乳液」についてお伝えしました。
化粧水は失った水分と美容成分を補いますがキープすることはできないので、乳液で肌の水分を蒸発しないようにフタをすること、そして適切な量の油分を与えることが大切です。
美肌になるために、毎日効果的に乳液を付けて、保湿をしていきましょう。