10代・20代前半は、特別気にしなくても肌トラブルがなかったはずなのに、25歳過ぎてから、ニキビや肌荒れが気になってきた……というアナタ。
それ、25歳以降にやってくる、ウワサの “お肌の曲がり角”かもしれません。
キレイなお肌のピークはハタチと言われており、それからは残念なことに下降まっしぐら。
というわけで、アラサーやアラフォーになっても、キレイなお肌でいるためには、日々のスキンケアが大切になるのですが、
「いきなり言われても、何をどのようにケアすればいいの!?」と困っちゃいますよね。
ただ毎日なんとなくスキンケアをするよりも、意味を知るほうが、取り組みやすいと思うので、
ココでは、まず基本のスキンケア【化粧水】がそもそも何なのか、化粧水の効果や役割について、簡単にお伝えします。
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化粧水ってなに?
スキンケアの基本である「化粧水」は、70〜80%が水、残りの20〜30%が保湿成分で作られています。
保湿成分はヒアルロン酸・コラーゲンなどたくさんありますが、今回はそれぞれの説明は省略して、化粧水にも保湿効果のある成分が含まれているんだなぁ〜と思ってください。
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化粧水の本当の役割
洗顔をすることで水分が失われたお肌にうるおいを与えるんでしょ?という回答、50%正解です。
洗顔をした後、水分不足となっているお肌へ水分をおぎなうために化粧水が必要ですが、実はたっぷり塗ることで肌の水分量が上がるわけではないんです。
その理由は肌の角質など説明するとややこしくなるので、お肌の構成にかかわってくるんだなぁ〜と考えてください。
化粧水の役割は、ズバリ“肌の調子を整える”。実際に保湿するのは乳液や美容液。
乳液や美容液を肌へ浸透しやすくするためのサポート役が、化粧水です。
運動にたとえると、筋トレやランニングなどメインのトレーニングをする前に行うウォーミングアップのイメージ。
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効果的に化粧水を使うコツ
より効果的に化粧水を使うためのポイントを3つご紹介。
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洗顔後できるだけはやく
水分不足になっている洗顔後のお肌は一番デリケートな状態です。時間が経つにつれてますます乾燥し、肌トラブルを起こしやすくなります。
洗顔後はできるだけ早く化粧水をつけましょう。
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コットンではなく手のひらで
化粧水をつけるときにコットンを使う人もいますが、手がオススメ。
コットンの場合、知らず知らずのうちに肌をこすってしまっていることも多く、摩擦や刺激の原因になりやすいんです。
また肌の小鼻など微妙な窪みなど、意外とお肌全体に届いていない可能性も。
清潔な手のひらで塗ることで、コットンの分ゴミが出ない・コストがかからないので、一石二鳥ですよ。
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叩かずにやさしく入れ込むように
手のひらを使うとき、顔をパンパンと叩く・擦ることは、摩擦や刺激の原因になるのでNGです。
五百円玉ぐらい化粧水をたっぷり手にのせて、やさしく入れ込むように顔へ押し当てましょう。
おでこや鼻周り・顎なども忘れずに、何度か手のひらに化粧水をなじませて行うことが大切。
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まとめ
まずスキンケアの基本となる「化粧水」について、お伝えしました。
洗顔後の水分不足になったデリケートなお肌にやさしく水分をおぎない、保湿するための準備を行いましょう。
化粧水を使うときは、"手のひらで・すばやく・やさしく"を意識してやってみてください。