毎日のスキンケアで、洗顔・化粧水・乳液の3つをしているけど、美容液は必要なのかなと思うことありますか?
そもそも美容液って何かわからない……という人もいるかもしれません。
今回は美容液について、役割や使うべきタイミング、使うときのポイントについて等々、1から簡単にお伝えします。
よりキレイな肌にしていくためにも、美容液のことを知って効果的に取り入れていきましょう。
- 美容液はカスタマイズ
- 美容液でよく見るワード5つ
- 美容液を使う時の4つのポイント
付ける順番
効果の有無を見る目安
1日に使う回数
1回に使う量
- 【悩み別】美容液の選び方
- まとめ
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美容液はカスタマイズ
「美容液って何だろう?どんな役割があるの?」と思っているアナタ。美容液にはどのようなイメージがありますか?
美容液をひと言で表すと、特定の肌の悩みに対して、ピンポイントで集中的にケアをする強力な助っ人。
肌の悩みというのは、乾燥・毛穴・ニキビなどの肌荒れ、シミやしわ、アンチエイジイングに関すること…など多岐にわたります。
毎日のスキンケアの中で“肌のココが気になるなぁ〜”という部分がある場合に、改善のために美容液を取り入れるのです。
顔+化粧水+乳液の基本セットに、カスタマイズして追加するのが美容液と覚えましょう。
すべての人に必要なものではありませんが、まだ関係ないや〜と思い込むのは早とちりかもしれませんよ。
あくまでも美容液はカスタマイズなので、“美容液を付けるから”という理由で化粧水や乳液を省いてはいけません。
スターバックスに例えると、ドリンクに対してチョコレートソース追加・ホイップクリーム増量と同じように考えてくださいね。
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美容液でよく見るワード5つ
知っておくと美容液が理解しやすい!美容液でよく出てくるワードを5つ紹介。
テクスチャー
化粧品に触れたときのサラサラ・さっぱり・しっとり・とろみのある感じなど、質感や触り心地。
例:さらっとしたテクスチャー、重めのテクスチャー
ターンオーバー
表皮や角層など、肌を構成している細胞が生まれ変わることです。
平均28日のサイクルで常に肌は生まれ変わっていますが、ホルモンや寝不足・偏った食生活・ストレスなど、いろんな影響を受けるとサイクルが乱れてしまい肌トラブルの原因に。
美容液にかかわらず、スキンケアではよく出てくるので押さえておきましょう。
ブースター( BOOSTER )
別名・導入美容液といい、洗顔と化粧水の間に付けます。
肌を整えてやわらかくする成分が豊富に含まれているため、化粧水や乳液をより浸透させる役割。
エッセンス( ESSENCE ) / セラム ( SERAM )
美容成分がギュッと凝縮されたアイテム。
含有量はセラムのほうが多く、エッセンスはサラサラ・セラムはとろみのある触り心地。
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美容液を使う時の4つのポイント
付ける順番
洗顔 → 化粧水 → 美容液 → 乳液
浸透を促すブースター(導入美容液)は、化粧水の前につけましょう。
化粧水で肌を整え、美容液を使ってピンポイントでケアをした後に、乳液でフタをするという順番です。
効果の有無を見る目安
約28日間で肌のターンオーバーが行われる間に、少しずつ後押ししていく美容液。
まず1ヶ月使い続けて2ヶ月目に入ってから、自分の肌に合っているのか・効果があるかどうか、そして1本使い切ってから見極めていきましょう。
1日に使う回数
美容液を付ける回数は、基本的に1日1回。
朝と夜の2回付ける商品もありますので、説明書を読んで書いてあるとおりに使うことが大切です。
1回に使う量
肌の悩みごとに美容液に含まれている成分は異なりますが、美容液の形状もクリームやジェルタイプ・水のようなローションタイプ・スポイトに入っているオイルタイプなどさまざま。
1回あたりに使う量は商品にもよりますが、クリーム・ジェル・ローションなどサラッとしたテクスチャーは500円玉大、スポイトに入っているようなトロッとしたテクスチャーが2プッシュ・2滴が多いです。
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【悩み別】美容液の選び方
肌の悩みがあるけど、美容液がたくさんありすぎてどれを選べばいいかわからない!という時に。悩みによって少しずつ違った成分を使っていますので、特徴的なキーワードをまとめました。
美白美容液・ニキビ対策みたいに書かれていない場合は、キーワードを参考にしてみてくださいね。ちなみにビタミンCは美肌の味方ですよ。
セラミドやコラーゲン、アミノ酸、ヒアルロン酸、アロエ
プラセンタ、レチノール(ビタミンA)
アルファヒドロキシ・ヒアルロン酸やビタミンC誘導体
ホワイト、ビタミンC誘導体、ヒアルロン酸
アクネ、ビタミンC誘導体
アルコールフリー、エタノールフリー、オーガニック
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まとめ
今回はスキンケアの基本「美容液」についてお伝えしました。
美容液は1,000円台のプチプラな商品から10,000円以上のブランドものまで幅広いです。
自分の肌にとってピッタリなものを見つけることも大事ですが、金銭面で負担がかからない程度のものを使いましょう。
洗顔・化粧水・乳液でケアをしても気になるところがある場合に、追加でカスタマイズして使うのが美容液。必要だと思ったときに取り入れてみてください。