ダイエットには水が一番?お茶や炭酸水は体にイイ?

 

 

 

毎日何か飲むことで水分を摂っていると思いますが、何を選んで飲んでいますか?

ダイエットには1日に2リットル飲むと効果的なんていわれているものの、ひたすら水だけを飲んでいる人は少ないと思います。

今回は水の特徴と、どこでも手に入れやすくて飲む人が多い、そして健康的にもダイエットにももってこいなお茶・炭酸水についてお伝えします。

 

もくじ
  1. 水はどれも同じじゃない
  2. お茶
    カフェイン
    カテキン
    ビタミンCは緑茶だけ
  3. 炭酸水
  4. まとめ

 

***

水はどれも同じじゃない

水は無味無臭と思いがちですが、飲んでみてこんな感想をもったことありませんか?

このお水は美味しい
このお水を飲んだらお腹こわしちゃった・・

天然水やいろはす、クリスタルガイザーなどスーパーやコンビニで売っている水のペットボトルにもたくさん種類があるように、実際はどれも同じではないんです。

近年はミネラルウォーターや天然水を買って飲む人が多いものの、今から50年ほど前は水道水が一般的だったくらい日本は水道水が飲むことができる世界でも珍しい国なのです。

蛇口をひねればいつでも出てくる水道水を飲まずにお金を出して水を買うようになった大きな理由は、浄水処理中の消毒によるカルキ臭処理しきれない不純物による臭いを感じることも要因でしょう。

 


次第に私たちはそれらの臭いや不純物を処理・加工したことにより飲みやすくなった水を購入するようになりました。

毎日の生活で水分補給は大切とはいえども基本的にどんな水も味はしないから飲みにくいと感じる場合は、お茶や炭酸水など他のものを飲んでいる人も多いと思います。お茶と炭酸水について少し知るだけで意識して選べるようになると思います。

 

***

お茶

お茶は茶葉の発酵具合で大きく緑茶・紅茶・ウーロン茶に分けることができます。

お茶やウーロン茶はそのままで美味しく飲めますが、紅茶に砂糖やミルクを入れるとカロリーや糖質が高くなるので、できれば紅茶もカロリーゼロのままキープできる無糖がオススメ。

3つの共通点はカテキンとカフェインが多く含まれていることです。

カフェイン

カフェインといえば利尿作用や目が覚めるというイメージが強いですが、その理由は一度にたくさん飲むと交感神経が活発にはたらくからです。

実は1日にマグカップ1・2杯程度の適切な量であれば、頭痛を和らげる効果血のめぐりを良くして体を温めるうれしい効果もあるんですよ。

せっかく体を温めることを考えてお茶を飲むのであれば、冷蔵庫から出したよく冷えたお茶よりもティーパックにお湯を注いで作る温かいお茶のほうが良いかもしれません。

カフェインはコーヒーにたくさん含まれていますが、実は意外にも緑茶の一種である玉露がコーヒーの2倍以上!

カテキン

カテキンには体にとってうれしいことがいっぱいあるって知っていましたか?

老化や病気をまねく原因となる活性酸素を排除する抗酸化作用によってアンチエイジングに効果的。

風邪予防にお茶がいいと言われているとおり、殺菌作用があるだけではなく、研究によりインフルエンザ予防もあることがわかっています。

糖質の吸収をゆるやかにして血糖値の急激な上昇をおさえる役割があるので、食前が飲むベストタイミングですね。

コレステロールの吸収をおさえたうえで排出することで悪玉コレステロールを下げて脂肪の燃焼を助けるので、糖質と脂肪へのアプローチも兼ねてダイエットをしている人はお茶を取り入れるといいかも。

ビタミンCは緑茶だけ

紅茶やウーロン茶にはなくて、緑茶だけに含まれているものはビタミンCです。

ご存知かもしれませんが、ブロッコリーやキャベツ・レモンやいちごなど野菜や果物に豊富なビタミンCも体にいいことがたくさんあります。

まずは日焼けの原因であるメラニン色素の生成を抑制し、コラーゲンの生成シミやしわを防ぐという役割があるので、肌のケアとしても重要。

またカテキンと同じく抗酸化作用によるアンチエイジング効果と、体に入ってきた細菌やウイルスを死滅させる白血球にはたらきかける役割があるので、ビタミンCと摂ることで免疫力アップにもつながります。

 

***

炭酸水

スカッと爽快感と刺激がほしいときにぴったりな炭酸水は最近ダイエットにも効果があると話題になっている飲み物。

炭酸飲料とは
炭酸水など、炭酸ガス(二酸化炭素)を含む発泡性の清涼飲料水。果汁・乳酸・合成香料入りなどがある。
広辞苑 第六版 岩波書店

二酸化炭素が胃のなかに入ると満腹中枢を刺激されて、満腹感があり食欲が抑えられます。すると摂取カロリーが減るので、消費カロリーの方が多ければ自然とダイエットにつながるというわけです。

おまけに満腹感があるだけではなく消化の促進を助ける役割もあるので、炭酸水を飲むと便秘が改善する人もいるんだとか。

ですが広辞苑の説明にもあるように、無糖じゃない炭酸水は果汁や合成香料・人工甘味料が入っているので炭酸水の選び方をまちがえると返って体に悪影響になる可能性も。

 

糖質入りの炭酸水にはシュワシュワとキレのある爽やかさをもつ異性化糖が使われており、よく見る白い砂糖よりも血糖値を上げやすく体に脂質をためやすい特徴があるので注意が必要です。

カロリーゼロの炭酸水、いわゆるゼロ系飲料には甘みをつけるため化学的に合成された人工甘味料が含まれていることが多いです。
長期的に人工甘味料をとることで味覚が鈍る・依存するなどの悪影響が起きやすいといわれているので、健康的に炭酸水を飲むなら無糖がベスト。

 

***

まとめ

今回は健康やダイエット切っても切れない水分補給の種類、水とお茶・炭酸水の特徴についてお伝えしました。

毎日水だけでは味気ないなあ〜と思ったときは、お茶や炭酸水を取り入れながら無理なく美味しく水分をとっていきましょう。

 

 

この記事を読んだ人は、こちらも読んでいます。