毎日手や体を洗うときに使う石けん、こだわっていますか?
固形タイプ?泡で出てくるタイプ?形で選ぶのも良いですが、今回は毎日使うものだからこそ肌にやさしい“無添加”という基準で石けんを見るのはどうでしょう。
健康面から食材や加工品の添加物を気にしながら食べる人が最近増えていますが、食べものと同じように添加物が含まれている石けんにちょっと気をつけるだけで、もしかしたら肌トラブルが解消するかもしれません。
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無添加の石けんって高級?
日本では厚生労働省で定められていた体に悪影響を及ぼす可能性がある102種類の添加物を使っていなければ無添加の商品として売っていることが多いのですが、実は世の中には数千個の添加物であふれています。
他の添加物が入っている石けんでも毎日使うことで肌トラブルを起こす可能性が高くなるので、理想としてはできるだけ添加物は少なく・でも石けんとして洗浄の役割はしっかりあるものを選ぶこと。
そんなワガママな願いを叶えようとすると、どうしても高級な石けんになってしまうのでは?と想像してしまいますが、世の中にはその願いを叶えてくれるとっても安い石けんがあるんです。
今回はドラッグストアやホームセンターでも買える!コストパフォーマンス抜群の無添加石けんを3つご紹介。
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石けん素地って何?
一般的な石けんはバクテリアや微生物が分解しづらい石油由来のものが多いのですが、これから紹介する無添加石けんに含まれている大事な成分は“石けん素地”。
牛脂など天然の油脂から作られる脂肪酸ナトリウムが、体の汚れや脂を落とす洗浄力が高く、水と油のようにそのままでは混ざり合わない成分を均一に混ぜてくれます。
ちなみに今から5000年以上から天然の油脂で石けんは作られていたことがわかっており、長い年月受け続けられていることが安全性と分解性に優れた環境にやさしい成分という何よりの証拠かもしれませんね。
香料や着色料・化学合成剤など添加物は一切使用しておらず、石けん素地をメインとして商品によって自然由来の保湿成分を合わせています。
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MIYOSHIの白い無添加せっけん
ミヨシ石鹸(MIYOSHI)は1986年の創業以来、素材にこだわった無添加の石けんを研究と製造販売している、人にも環境面にも考慮した石けんメーカーです。
無添加 白いせっけん3個入り 495円(税込)
食品用の天然油脂である石けん素地と保湿成分のグリセリンだけ、添加物を一切使っていないシンプルな石けん。
私もMIYOSHIの無添加せっけん愛用歴2年のユーザーですが(笑)、しっかり泡立つので汚れを落として、保湿成分のおかげで洗い終わった後も肌をしっとりと保ってくれます。
できたての品質を保持するため石けんが入っているパッケージは酸素を吸収するフィルムを使うこだわり。
牛乳石鹸の無添加せっけん
牛のイラストと青色・赤色の箱に入った牛乳石鹸を見たことはありますか?
洗浄力の高さと洗い上がりが抜群、1個100円前後という安さが100年以上経った今でも愛され続けている人気の商品。そんな牛乳石鹸の無添加シリーズをお伝えします。
カウブランド 無添加せっけん
3個 495円(税込)
国産の石けん素地100%で防腐剤や安定剤・アルコールも不使用だから敏感肌の人も安心。油脂由来の天然保湿成分が含まれているおかげで肌のうるおいは保ってくれるのもうれしいポイント。
私は無添加のうるおい洗顔を使っていますが、洗った後のカサつきが全然見られずしっとりしていてビックリしました。
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人気のシャボン玉石けん
100年以上の歴史をもつ無添加石けんを製造しているシャボン玉石けんのロングセラー商品です。
無添加 シャボン玉浴用 100g
1個 143円(税込)
使っているのは本社がある九州の牛脂からつくられた石けん素地のみで、余分なものが何も入っていない究極のシンプルさ。
洗浄力が高くキメ細やかな弾力がある泡、しっとりとした洗い上がり。さっぱり派・よりしっとり派のあなたには別の商品もありますのでホームページからチェックしてくださいね。
石けんが入っているパッケージも環境を考慮して、回収されたペットボトルをリサイクルしたものなんだそう。
シャボン玉石けんはどの商品も無添加にこだわっているので、ぜひ用途に合わせて選んで取り入れてみてはいかがでしょうか。私も歯磨き粉検討中…。
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まとめ
今回は無添加の石けんについてまとめました。
無添加と表現している商品は多いので、本当に添加物が何も入っていない本当の無添加な石けんを使いたいという場合は、石けん素地に注目して成分表を見てはいかがでしょうか。
お伝えした3つの商品はどれも近くのドラッグストアやホームセンターで売っている手に入りやすいものばかりなので、読んで気になった人はぜひお店やオンラインストアでチェックしてみてください。