ジメジメした梅雨があけて、ようやく本格的な夏がやってきました。雲ひとつない晴れは嬉しいものの、日差しの強くなると気になるのはやっぱり日焼けですよね。
いつまでも美白になりたい!できるだけ日焼けしたくない!と願う人は多いはず。
日焼けを防ぐための紫外線対策として日焼け止めはマストですが、日傘は使っていますか?
最近では見かけることが多くなった日傘、今回は特徴や選び方について見ていきます。
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外国人は使わない!?日傘は日本特有らしい
肌の紫外線対策といえば日焼け止めはマストですが、日傘を使っている人もいるのではないでしょうか。
最近では美白意識の高い20・30代の若い女性やシミやたるみが気になってくると言われる40・50代の女性のみならず、日傘を使っている男性もよく見かけるようになりました。これは対策として徐々に一般化してきたといっても良いのかもしれません。
実は外国人から見ると、日傘を使うことは奇妙で不思議な光景らしいんです。とある日本に来ている外国人のアンケートによると、ヨーロッパやアメリカ・オーストラリアそして韓国や中国などのアジアでも日傘はあまり普及しておらず、紫外線対策はもっぱら日焼け止めか帽子、サングラスなんだそう。
どうやら日傘は日本の文化といっても過言ではないらしい……ちょっとビックリですよね?
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本当に安全?紫外線の反射にも要注意!
肌まで届く紫外線には、UVA (紫外線A波)とUVB (紫外線B波)の2種類あります。
海水浴やビーチへ行った日に肌がヒリヒリして赤くなるのはUVB、夏が終わる頃に見ると肌が黒くなっていた!と気づくのはUVAの影響ですが、最近UVAは長時間浴び続けることで顔のシワやたるみを引き起こすことがわかってきました。
意外と見落としがちな地面からの照り返し、つまり地面で反射されたことによって紫外線が肌へ届いているって知っていましたか?
新雪では紫外線を反射する率が80%とかなり高いことがわかれば、スノーボードをする人がビックリするほど日焼けするのも納得・・というよりも紫外線の反射おそるべし!!
ちなみに日陰にいても日が当たる場所の50%は紫外線が届いているので油断禁物ですよ。
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黒と白、どっちの日傘を選ぶ?
最近の日傘は紫外線100%カットや完全遮光など高精度かつカラフルなので、ただ紫外線対策だけの役割だけではなくファッションの一部としても楽しんでいる人も多いようです。
ですが、さまざまな色の日傘があるとはいえ黒か白が圧倒的に多いと思いませんか?
それぞれの色がもつ特徴を知ると、その理由が見えてきます。
黒
- 光(紫外線)を吸収する
- 熱をもつ
30℃を超えるような暑い日に黒い服を着て外へ出かけるだけで、他の色の服を着ているときの何倍も暑く感じたことはありませんか?
あるいは小学生の理科の実験で、虫メガネを使って光を集めることを利用して黒い紙に穴を開けませんでしたか?これらは黒色の光を吸収する特徴によるものなんです。
白
- 光(紫外線)を反射する
氷は透明なのにカキ氷が白く見える理由は、氷を細かく砕くことでいろんな面に当たった光が反射するから。カキ氷だけではなく毎日何気なく過ごしているなかにも、光を反射したことで白く見えているんです。
つまり色の観点で日傘について考えてみると、このように選ぶと良さそうです。
- 外側は紫外線が入ってこないよう反射してほしいから白
- 内側は光を反射すると顔や肌に当たるので吸収してくれる黒
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まとめ
今回は夏の必需品になった日傘についてお伝えしました。
日傘は日本の文化と言われると、たしかにヨーロッパやアメリカに住んでいる人は日傘をさすというよりサングラスを掛けるイメージがありますよね。
紫外線100%カットの日傘もありますが、外側は白・内側は黒を選ぶと色の特徴が発揮されてより紫外線対策に効果的。
ぜひ日傘を使おうかなと考え中の人、なんとなく黒を選んでいた人……日傘の選び方のポイントを知るとあなたにピッタリな良い日傘に出会えるかもしれません。