誰もが憧れるアゴがシュッとしたキレイなフェイスライン。
横顔美人だな〜、横顔がキレイだな〜と思う理由には、フェイスラインだけではなく少なからずEラインも関係しているようです。
Eラインって何?と初めて聞いた人もいるかもしれませんので、今回は横顔美人の要素であるEラインの説明をしていきます。
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Eラインが美しい横顔の共通点?
スキンケアや化粧をするとき、自分の顔を真っ正面から見ることは多いと思いますが、横顔をじっくりと観察しますか?
ふと顔を横に向けてアゴから耳へのラインを見る度に、“私まだまだフェイスラインがないな〜”と私自身は思っているんですけれども(笑)同士はたくさんいると信じています。
ですが、横顔がキレイな人をよく見ると、フェイスラインだけではなく “Eライン”も重要な要素のようです。
- 読み方:イーライン
- esthetic lineの頭文字
- 鼻先とアゴの先を結んだ線のこと。
1950年代のアメリカの矯正歯科医ロバート・リケッツ氏が提唱した横顔の美しさの指標です。
鼻が高い欧米人はEラインに唇が触れずラインの内側にあると良いとされています。
ですが、人種が違えば住む環境や外見も異なるアジア人である日本人にとって、同じ基準は当てはめづらい点を踏まえて、日本人はEラインに唇が触れるか触れないかが理想と考えるようになりました。
*豆知識
通常は美学・美意識を意味する単語でaestheticと書きますが、アメリカ英語の綴りの1つであるestheticが使用されています。
aesthetic lineだとAラインとなり、スカートのAラインとかぶっちゃうからesthetic line(Eライン)になったのかもしれませんね。単純にリケッツ氏がアメリカ人だから偶然esthetic と書いただけかも?(笑)
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矯正するしかない?
定規や人差し指など真っ直ぐなものでEラインを試した人は、内心気づいた人もいるかもしれません。
これ骨格の問題なのでは……?
日本人を含めアジア人は比較的低い鼻を持ち、口が前に突出している人が多いことが特徴とはいえ、日本人の俳優・女優さんで理想的なEラインがある人を見ると自分も手に入れたいと願うもの。
日本人に多い形
お金に余裕がある人への提案は、歯科矯正か整形手術です。
口が前に突出する原因は、噛み合わせが悪い(不正咬合)・歯並びが悪い、出っ歯や受け口・しゃくれと言われるようなアゴの位置関係によるもの。
歯の専門家の協力を得て、歯やアゴの位置関係へアプローチするとEラインが整う人も多いのです。
鼻を高くしたいのであればプロテーゼを挿入する隆鼻術、そもそもアゴがないという場合はシリコンやプロテーゼを挿入する美容整形手術をする人も少なくありません。
興味のある人は、まずは矯正歯科や美容整形外科のサイトなどを活用して調べてみてください。
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自力で手に入れるためには?
歯科矯正や美容整形ではなくて、できるかぎり自力でEラインへ近づきたいという人が大多数だと思います。
自力の場合は残念ながら即効性は見込めず、毎日コツコツと意識して続けることが大切なので悪しからず。
まず二重アゴだけどEラインがある横顔は考えづらいように、Eラインが整っている人の共通点の1つはシュッとしたアゴだということです。フェイスラインは重要!
小顔体操や小顔マッサージはEラインを整えるためにも有効です。音楽に合わせながら楽しくできる小顔エクササイズをこちらにまとめているので、合わせてどうぞ。
口を閉じると、口全体がキュッと後ろに引っ込みますよね?
無意識にボーッと口を開けて口で呼吸をしている人は(無意識なのであなたも気づいていないだけかもしれません)口元がゆるんで、口が前へ突出する原因を作り出しています。
口を閉じて常に鼻呼吸を意識するだけでEラインへ近づくことができるので、意識すると良いでしょう。口角をしっかりと上げる笑顔も○。
鼻を高く見えるようにノーズシャドウを入れるなど、メイクを工夫することもEラインを整える上で大事なポイント。
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まとめ
今回は横顔美人のヒミツ「Eライン」についてお伝えしました。
横顔の美しさがEラインによって全て決まるわけではありませんが、鼻先とアゴの先を結んだ線に唇が触れるか触れないか、時々確かめてみてはいかがでしょうか。
あの人の横顔キレイだなと思ったら、心の中でそっとEラインを見てみると新たな発見があるかもしれませんね。